(Nov.9.1995)
本来,働くということは,自分の食物を確保するためにするために,狩猟をしたり農耕を行なったり,あるいは採取したりするためのことだった。しかし,現代社会では,そういった自然に任せた「労働」は困難だから,金銭を媒介として,食糧や生活の基盤を確保するために必要な金銭を稼ぐことがその目的となっている。
僕の考えとしては,「生活を楽しむために働く」というのが,働く目的だと思う。働くこと自体が生きがいでは,引退後にもぬけの殻になってしまうだろうから‥‥。
かいしゃ【会社】クワイ―[名]共同で資本を出し合い,利益を目的 とする事業をいとなむ団体。株式会社・合資会社・合名会社・有 限会社がある。
「会社」と個人との最も大きな差は,為し得ることの規模の違いではないだろうか。つまり,人間個人ではできないことも,人間が集まった「会社」という集団になればできるということだ。しかしながら,時にこれは「個」の抹殺へとつながることもある。
就「社」か就「職」かという議論があるが,日本の場合には圧倒的に前者が多いようだ。しかし,これは果たして良いことなのだろうか?本来ならば,それぞれの能力を持った「個」のハーモニーによって,「会社」の組織としての力が生きるはずなのに,日本ではそれが歪められた形になっているような気がする。
また日本の会社でおかしいと思うのは,本来なら株主への利益還元を第一目的にするはずの株式会社が,株式の持ち合いなどの「日本型システム」によって,それをないがしろにしている点だ。経営陣の株主に対する責任が曖昧にされることによって,ある種,「誰も(誰に対しても)責任を取らない」不思議な体系ができているような気がする。
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